借入金一覧表は、各銀行からの借入金を一覧にしたものです。こちらが見本です。

借入金一覧表

 

基準日は、直近の月末日時点にするとよいでしょう。借入金一覧表で記載することは、次のとおりです。

  • 銀行名
  • 融資の種類
  • 信用保証協会保証の有無
  • 借入残高
  • 月返済額
  • 当初金額
  • 融資実行月
  • 最終返済月
  • 返済期間
  • 金利

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること1 銀行名

借入している銀行名を書きます。丁寧に書くのなら支店名まで入れます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること2 融資の種類

証書貸付、手形貸付、当座貸越の、種類を書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること3 信用保証協会保証の有無

信用保証協会の保証があれば、その旨を書きます。複数の信用保証協会を利用しているのであれば○○県信用保証協会など信用保証協会名を書いた方がよいでしょう。またノンバンクの保証が付いた融資であればその旨を書きます。プロパー融資(信用保証協会保証付でない融資)の場合は空白か、プロパーと書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること4 借入残高

基準日時点の借入残高を書きます。月末日返済の借入金で月末日が土日祝日であり、その次の平日(翌月)に返済した場合、月末日時点では返済していないですが、返済したものとして書きます。

(例)毎月末日10万円返済、返済日が土日祝日であれば次の平日に返済する場合。

5月31日(平日)返済後残高550万円、6月30日(日曜日)は返済されず残高550万円のまま、7月1日(月曜日)に10万円返済され540万円となりますが、この場合6月末時点を基準日とする借入金一覧表では540万円と書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること5 月返済額

毎月の返済額を書きます。手形貸付・当座貸越などで毎月の返済額がない場合、0円と書きます。3カ月に1回など毎月でない返済の場合、ここにはその返済額を書き、備考欄を設け3カ月に1回の金額だと分かるようにします。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること6 当初金額

当初の融資実行額です。当座貸越の場合、極度額を書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること7 融資実行月

融資が実行された月です。短期継続融資(一括返済の日に新たに同じ条件で融資を受け、結果として融資を受け続けることになる融資)の場合は、直近の融資実行月を書きます。当座貸越で更新が続いている場合、直近で更新された月を書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること8 最終返済月

完済となる月を書きます。短期継続融資の場合は、次の一括返済の月を書きます。当座貸越の場合は、次の更新の月を書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること9 返済期間

最終返済月から融資実行月を引いた年数を書きます。1年を超え、半端な月が出る場合は繰り上げてよいです(例3年6カ月→4年)。1年未満であれば月数を書きます。短期継続融資の場合は直近の融資実行月から次の一括返済の月まで、当座貸越の場合は前回更新月から次の更新月までを書きます。

銀行提出のための借入金一覧表に記載すること10 金利

金利を書きます。ただし他の銀行からの借入金の金利が高い場合、借入金一覧表を提出した銀行からチェックされ、新たな融資で高い金利を提示されたり、既存の融資の金利を引き上げられる可能性もあります。銀行との交渉で不利な材料を提供しないよう、金利は表示しない考え方もあります。

銀行に提出を要求されないでも借入金一覧表は作っておきたい

借入金一覧表は、新たな融資を申し込んだ際、銀行は要求してくることが多いです。企業で作っていなければ、銀行は全ての借入金の返済予定表の提出を要求し、それを見て銀行内部で作ることもあります。銀行から言われるまでもなく、自社内の管理資料として借入金一覧表を作成し、いつでも銀行に提出できるようにしたいです。